こだわり〜工程〜


着物をよみがえらせる

日本の伝統的な衣装・正装である着物。

時代とともに変化し

洋裁ブームやミシンの普及などで

洋服が定着しました。

 

日本の生地は実に豊富で、

柄のつけ方で呼び方も異なる「フォーマルな着物」や

色つけしてから織りあげるなど、柄が斬新な「カジュアルな着物」・・・

 

1つ1つ全く違う柄に仕上がった着物たちを

大切に布に戻し、日常のアイテムとして蘇らせます。


(1)干す

眠っていた着物たちは風通しが必要です

縫い目が虫食いになっていたり、

シミがあったり、

ひらいてみないとわからないことがあります

 

また、

眠っていた着物は防虫剤の匂いがついているため、

 

長時間干し、十分に空気を入れます。

(2)ほぐす

裾上げされているもの、

縫い合わせをしているものなど、

作り直したい生地を一つ一つ丁寧にほどきます。

 

柄が繋がっている着物は、

そのまま使えるように

 

ほぐしの作業は

実はとても手間がかかりますが

着物を縫った人と

会話を楽しむような

面白い作業です。

(3)水通し(4)アイロンがけ

水通しをすることで

それ以上縮まりにくくなります。

 

ですが

生地にも色々あって

水通しをしない方が良い生地も

あります。

 

 

 

(5)丁寧な裁縫

ミシン仕事は

生地によって

設定や材料を変えます。

 

糸の太さ・ミシン針の太さ

上糸と下糸のピッチ

糸送りの調整

 

種類や縫い方はもちろん

生地の方向にも気をつけますが

思い通りにならない場合もあるので

試し縫いは必至です

 

1点1点素材が違うからこそ

よく見て試して作り上げていきます。

 

 

 


『捨てない』こだわり

お渡しパッケージ

オーダー商品をお渡しするとき。

商品をお買い上げいただいたとき。

パッケージにも 私たちのこだわり・

捨てずに<活かす>コトを選んでいます。

 

使い終わった米袋をリサイクル。

紙の袋やバッグを作り、

パッケージとしています。

  

※ネットショップでは有料オプション

※写真はイメージです。

 ※実物のものとは異なる場合があります