普段のお手入れや、生地が汚れてしまった時など
取り扱い・お手入れ方法のご案内です。
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きものリサイクル青梅では、
裁縫の前に、1着1着丁寧に
ほす・ほぐす・水通し・の手間を行なっています。
工程についてはこちら
着物の生地には、色々な種類があります。
ポリエステル以外は天然素材。
・絹(羽織や羽二重などに使われ、身体に馴染みが良い。湿気に弱い)
・木綿(綿花の糸の織物。浴衣など。先染め、後染め両方ある)
・ポリエステル、化学繊維(襦袢や帯揚げなど。シワになりにくい)
・麻(帯にも使われ、先染めのかすりなど、通気性があり夏用の生地)
・ウール、毛(丈夫でシワになりにくい)
普段から、できれば
ハンガーにかけて干してください。
(生地によって、シワになりやすいため)
※生地を痛める場合があるので、
直射日光や蛍光灯に当たらない場所が理想的
また、絹を使った生地の場合、
湿気を嫌います。
しまいっぱなしにしない・
たまに風通しの良いところへ干す
などしましょう
・焦らずに、ついたらすぐ、汚れをとる
応急処置としては、ガーゼなどの布で吸い取る
※シミ・ファンデーション、食べ物など、
汚れによって落とし方が色々とあります。
それぞれの汚れに合わせて落としましょう。
※洗ったら縮む・色落ちする場合があるので気をつけて!
まずは、手洗いができるかどうかチェック!
・手洗いできるかどうか
・色落ち、縮みするかどうか
<チェック>
中性洗剤(おしゃれ着洗剤)を
目立たないところにつけて、3〜5分程待つ。
白い布で叩いてみて、色が布に移ったら洗剤はあきらめましょう。
<手洗い>
極力 洗剤なしの水洗い。
水浸しのまま干すか、タオルで水を吸い取ります。
(本当にカピカピ・シワシワになる可能性もあります!)
ほか、
生地によっては
おすすめできませんが
洗面器に水を溜めて、中性洗剤を溶かし、
着物を優しく押し洗い。
(目立つ汚れは中性洗剤や洗濯石鹸を直接つけ部分洗い)
押し洗い
→すすぎ2〜3回
→柔軟剤を少し入れる
→水を切る(洗面器に押し付けるなど。雑巾絞りはしちゃダメ!)
→タオルで水気を取る
→シワを伸ばし、陰干し
<洗濯機>
手洗いモードがあったとしても、洗濯機は避けてください。
極力手洗いで洗ってください。
<クリーニングに出す>
刺繍が入っていたり、シミが落とせないなど、
わからない場合はプロのクリーニングに出しましょう。