賢治の農楽校/染め物体験〜前編〜

7月10日。

長引く梅雨の合間。

 

青梅市の成木の山の中にある

 

『青梅 賢治の農楽校』へ行ってきました。

 

 

青梅 賢治の農楽校 Facebookはこちら

 

『青梅 賢治の農楽校』

自然と共に、畑を耕し、籠を編み、山の手入れをしたり、自然を活用したいろいろな活動をされています。

そして、自然農で育てている植物を使った草木染めも。

 

きものリサイクル青梅のプロデューサー(片谷茜)が、

着物の古着生地に草木染めを施してみたい。

そして、杉や檜の皮もリサイクルした染め物にも挑戦して見たい。企画しました。

 

実現すれば、木材のゴミの活用、環境に優しいリサイクルの循環を増やせるのでは・・・

 

 

「染めの会」を不定期にされているので、染め物を教わりたく、まずは相談しにやってきました。

・・・が・・・

思ってた以上に 山の中にあってびっくり。スマホ圏外・・・(ちょっと嬉しい)

 

たどり着いた

のどかな場所。

 

誰もが

懐かしい感じになる風景。

 

水道は整っていて、水洗トイレ、水道水は井戸水から汲み上げている。冷たくて気持ちいい!

 

手前には畑があり、

山の斜面には

竹林、栗や柿の木なども生えています。

賢治の農楽校の

鈴木さん(左手前)と

あきさん(左奥)

 

丁寧に場所の説明をしてくださったり、

相談に乗ってくださいました。

 

気楽に、冗談まじりに おしゃべり。

真面目に決めすぎず、ちょうどいい

適当な感じが、ここち良かったです。

 

 

 

媒染によっても色が異なるので、

実際に染めてきた生地を色々と見たり

触ったり。

 

藍や梅、コブナ、ビワなど、今まで色々と染めてきた経験話を聞かせていただきながら、

実際に体験する時の染める草木の種類は<コブナ、杉と檜に。媒染はミョウバンと鉄>を決めました。

 

 

草木染めは

自然の物だからこそ、奥が深い!

 

楽しみです^^

そして帰りの山道を下っていると。

前を歩いていた茜ちゃんが

カーブを曲がったら急に

 

「わー!」

と(珍しく)叫んだので、

 

何かと思って

 

見てみたら・・・

(指差す方を見て)

『あああああ!!!!』

 

え?くま?

いやいや

 

いのしし?

いやいや

 

かもしか?

日本カモシカ!

(軽くみんなパニック)

まばゆいばかりの日本カモシカさん。

か、かわいい・・・

じーっとこちらの様子をうかがっていましたが、

しばらくして 茂みに入り、谷を登って行った・・・

 

このあとも、帰りがてら車で道の下調べをしていた所、

2回も 同じカモシカさんと遭遇。

滝の橋の上では もはや 一枚の絵画みたいだった。

 

まるで

もののけ姫の世界・・・

 

東京だけど、

野生の鹿や猿、猪など、自然に出逢える貴重な場所です。

 

〜後半は いよいよ染め体験!〜

 

写真撮影/片谷洋夫

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木の皮を使った染め体験ワークショップの記事はこちら↓

〜染め物体験・素材編〜

 

賢治の農楽校/染め物体験〜後編〜

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